産業廃棄物処理業界の「現場で起こるミス」を減らすための3つのステップ
お役立ちコラム
2024/02/02
現場でのミスというのはどの業界でも起こりうる問題です。
ですが、ミスの種類によっては取り返しのつかないことにもつながります。
ミスを減らすためには、ミスが発生するメカニズムを理解しなければなりません。
今回は、産業廃棄物処理業界の現場で起こるミスについて、どのように減らしていけばいいのかをわかりやすく解説していきます。
いくら教育をしても現場のミスが減らない!と悩んでいませんか?

ミスが発生した時、対策とセットで振り返りを行い、同じミスを繰り返さないように教育をします。
ですが、「いくら教育をしても現場でのミスが減らない、同じことを繰り返している」と悩まれている方も多いのではないでしょうか。
ミスを減らすためには教育だけでは足りません。
ミスが起きない仕組みの構築とセットで教育を実施することにより大きな効果を得られます。
そのためにも、まずは発生するミスにどのような傾向があるのか、発生したミスによりそこにどのような影響が及ぼされるのかを把握しましょう。
現場でのミスは企業全体の信頼に関わる

ミスには大小様々なものがありますが、小さいミスだからといって放置すると後々大きな問題に発展する可能性があります。
特に、現場でのミスは管理する立場の人間には見えづらいため、知らぬ間に大きな問題になっていたということを経験した人もいるのではないでしょうか。
まずは、現場でのミスは企業全体の信頼に関わるということを理解し、そのうえでどのような体制や教育が必要なのかを考えていかなければなりません。
産業廃棄物処理業界の現場で起こりうるミス5選

産業廃棄物処理業界の現場でよく発生しているミスの事例をご紹介します。
事例1:引き取り時間を間違える
依頼されていた時間を間違えてしまうケースです。
工事などの場合、廃棄物の引き取りのために他の作業を止めている場合も多いので、新たに引き取り時間の調整が必要になってしまいます。
時間に対するルーズさはそのまま信頼に直結するということを改めて認識しましょう。
事例2:マニフェストの運用を間違える
記入箇所や記入方法、返送の期日を間違えてしまうというケースです。
マニフェストの運用はドライバーや工場の担当者、事務員と多くの担当者に関係する業務です。
一部の担当者だけが理解していたら大丈夫というものではないため、ミスが起こりやすいポイントでもあります。
事例3:引き取る廃棄物を間違える
依頼する排出事業者と実際に引き取るドライバーが直接やりとりをすることは少なく、営業担当者や配車担当者を通じて指示がくるため、コミュニケーション不足により、引き取る廃棄物を間違えてしまうという事例です。
基本は立ち合いをしている排出事業者の担当者が間違えないように指示を出すのですが、立ち合っている担当者も依頼者と異なる場合が多いため、ミスが発生しやすくなります。
事例4:収集運搬先を間違える
本来搬入すべき処理場ではない場所に搬入してしまうというケースです。
思い込みによるミスで、複数回引き取りしている現場で普段と異なる廃棄物が発生した場合に起こりやすいミスです。
契約やマニフェストにも関わるため、コンプライアンス的にも信頼関係的にも影響が大きいミスとなります。
事例5:排出事業者独自の社内ルールを破る
法律面は遵守していても、排出事業者ルールを破ってしまうケースもよくある現場ミスです。
引取先の敷地内制限速度や必要手続きを設けている排出事業者も多くあります。
引き取りに行った担当者からすると初めてのことだったとしても、企業対企業の取引であるため、信頼関係に影響してきます。
現場で起こりうるミスを減らすための3つのステップ

現場で起こるミスを確実に減らすためにはどうすれば良いのでしょうか。
大事なことは「仕組み化」です。
仕組み化することにより、普段の教育がより効果のあるものに変わります。
ステップ1:手順書やマニュアルを作成する
業務のやり方が担当者によって変わらないように手順書やマニュアルを作成しましょう。
作業手順を確認しながら進めることで個人の記憶や解釈に頼ることなく業務を進められます。
さらに、教育する際にも何をどの順番で伝えれば良いかがわかるようになり、教育レベルのばらつきも解消できるでしょう。
「ここを見れば正解がある」という状況を作ることが重要です。
ステップ2:なぜその作業が必要なのかを理解させる
次に、なぜその業務が必要なのかを理解してもらう機会を設けましょう。
作業中だけでなく、定期的な勉強会や面談なども有効です。
ステップ3:実施後、定量的に効果を見える化する
効果が見えないとやっていても必要性の実感が湧きづらいものです。
定量的に評価できる部分は、取り組んでいる社員に見えるようにしていきましょう。
やっていることへのモチベーション向上にもつながります。
産業廃棄物処理業者の社内教育なら「てきせつ」にお任せ

いかがだったでしょうか。
教育は仕組みとセットにすることにより大きな成果につながります。
今一度社内の教育体制を見つめ直し、より高い顧客満足と従業員満足を獲得していきましょう。
「てきせつ」では、廃棄物の処理方法だけでなく、産業廃棄物処理業者の社内教育についてのヒントとなる情報もわかりやすく発信しています。
産業廃棄物の管理業務に関する疑問や困りごとがある方はお気軽にお問い合わせください。
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