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【今更聞けない】カーボンフットプリントとは?企業が取り組むための4ステップをわかりやすく解説

お役立ちコラム

2024/01/01

近年「カーボンフットプリント」という言葉を耳にすることが多くなってきました。

 

しかし、聞いたことはあるけど実はよくわかっていないという方も多いのではないでしょうか。

 

地球温暖化が進む中、温室効果ガスの排出抑制は全世界での共通の目標となっています。

 

温室効果ガス排出の要因を知るために重要な役割を担うのが「カーボンフットプリント」です。

 

今回は、カーボンフットプリントについて、企業が取り組むために必要なステップをわかりやすく解説していきます。

業界人なら知っておきたい「カーボンフットプリント」とは?

 

カーボンフットプリントとは、製品やサービスのライフサイクルにおいて、排出される温室効果ガスを二酸化炭素に換算して表示する仕組みのことです。

 

製品を作る際の原材料の調達から生産、流通、使用、廃棄、リサイクルに至るまで、それぞれのタイミングで発生する二酸化炭素量を全て見える化する必要があります。

 

カーボンフットプリントによって、消費者が環境負荷の少ない消費活動を選択し、地球温暖化の抑制につながることが期待されています。

カーボンフットプリントが重視されている背景

 

カーボンフットプリントが重要視されてきている背景には、地球温暖化の脅威がより現実味を帯びてきたことが挙げられます。

 

氷河が溶けることによる海面上昇、熱帯地方の病原菌の生息域拡大、農作物の被害など、我々の生活に直結する問題も多くあります。

 

地球温暖化問題への関心の高まりから、企業に対して排出する二酸化炭素量の開示を求めるケースも多くなりました。

合わせて学びたい「ライフサイクルシンキング」とは?

 

ライフサイクルシンキングとは、製品のライフサイクルのどの部分で、排出される二酸化炭素を削減できるのかを、製品の一生を通じて考えることです。

 

二酸化炭素はエネルギーが使われるたびに発生します。

 

そのため、背品が製造される工程で「どのような素材を使用したらリサイクルしやすくなるのか」、「長く使用してもらうためにはどのようなデザインが良いのか」というように、単発的な目線ではなく、製品の一生を見据えた目線が重要です。

製品ライフサイクル全体でCO2を削減するために必要なこと

 

人の一生に同じものがないように、製品の一生も様々です。

 

一口に製品と言っても、作るものや作り方によってライフサイクルは異なります。

 

大切なことは、作る工程、使う工程、捨てる工程において、その後、製品がどのように変化していくのかをイメージして行動していくということです。

「CO2の見える化」のためにカーボンフットプリントが必要

 

二酸化炭素(CO2)の排出量削減に必要なことは「排出量の見える化」です。

 

人はイメージできないことに対して、主体的になることはできません。

 

二酸化炭素はもともと目に見えない物質で、引き起こされる影響も実感しにくいものです。

 

そのために、カーボンフットプリントという仕組みで、人々にイメージしてもらう必要があるのです。

企業がカーボンフットプリントに取り組むための4ステップ

 

製品やサービスを作る側の企業にとってもカーボンフットプリントは避けては通れない道です。

 

しかし、どのように取り組めば良いのかわからず悩まれている方も多いことでしょう。

 

ここでは企業がカーボンフットプリントに取り組むための4つのステップについて解説していきます。

ステップ1:カーボンフットプリントの「算定方針」を決める

カーボンフットプリントに取り組む上で、そもそもの目的を明確にし、算定ルールの考え方を検討します。

 

目的に応じて、必要な客観性や正確性を満たさなければなりません。

 

カーボンフットプリント情報の利用者の立場になり、どのような情報が求められているのかを整理しましょう。

 

他社製品と比較される立場にある製品であれば、参照する算定ルールを統一しなければなりません。

ステップ2:カーボンフットプリントの「算定範囲」を決める

算定範囲を決める際、どの程度の性能を得るために、どれくらいの温室効果ガスを排出したのかというのを基本の定義にしなければなりません。

 

算定範囲が決定したらデータの収集期間やデータ収集の対象となるプロセスを設定していきましょう。

ステップ3:カーボンフットプリントを「算定」する

算定対象となるライフサイクルのプロセスの活動量を分析し、活動に対する温室効果ガスの発生量を計算します。

 

基本的には全て自社の一次情報を収集しなければなりません。

 

しかし、どうしても収集が困難な場合は自社以外のデータを使用することになりますが、できる限りの客観性と正確性を集めなければなりません。

ステップ4:算定結果をもとに「検証と報告」を行う

自社で算定したあとは信頼性を得るために、検証チームや第三者機関などによる検証を実施することが望ましいです。

 

カーボンフットプリント算定報告書には、定められた規定を満たしているかどうかを証明できるように、詳細な説明を入れるようにしましょう。

排出事業者も処理業者もカーボンフットプリントに正しく取り組もう

 

製品やサービスの消費者は、コスト以上に脱炭素化に向けての購買選択を行う傾向があります。

 

排出事業者や産業廃棄物処理業者も無関係ではありません。

 

カーボンフットプリントの取り組みは、環境問題解決はもちろんのこと、自社の企業価値を高めるきっかけにもなるでしょう。

 

「てきせつ」では、廃棄物処理の正しい運用だけでなく、企業価値を高めるための情報もわかりやすく発信しています。

 

産業廃棄物の処理や法律に関する疑問や困りごとがある方はお気軽にお問い合わせください。

 

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